すくすくっ子のオリジナル作品集(「竹楽器と松ぼっくりツリー」2014年12月5日/「ペットボトル万華鏡」2015年1月13日開催)

11月からスタートした放課後等デイサービス「釜石すくすく親子教室」にて実施している月1回のイベント。今回は、12月と1月に開催した工作イベントについてそれぞれご報告します。毎回、子どもたちのキラキラした表情が印象的でした。

竹楽器と松ぼっくりツリー(12月5日開催)

12月は、釜石の農家の方から頂いた竹と松ぼっくりを使って工作をしました。カラフルな色を塗った松ぼっくりにビーズやスパンコールを思い思いに散りばめれば、小さなクリスマスツリーの完成です。松ぼっくりの上にビーズ等をボンドで付ける細かい作業は意外と難しいですが、子どもたちは次から次へと散りばめていきます。全体のバランスを見てビーズをプラスする子もいれば、シンプルに星のスパンコールで飾る子もいて様々でした。細かい作業の中、手先があまり器用でない子も、一生懸命に飾っていました。あっという間に完成した松ぼっくりツリーは、一つとして同じ物はなく、どれも個性豊かな作品となりました。

次は、竹の節を使ったカスタネット作りです。竹の節に絵を書いたり、色を塗ったりして自分だけのオリジナルカスタネットを作っていきます。鮮やかに色付けられた二つの竹の節をヒモで結び繋げば、竹カスタネットの完成です。出来上がりと同時に、どんな音が出るのかカチンカチンと音色を確認し、作り上げた達成感で笑みがこぼれます。その後は、クリスマスソングを歌いながら竹カスタネットでリズムを奏でます。音楽に合わせ踊りだす子もいました。後日行われたすくすく親子教室でのクリスマス会でも、竹カスタネットの音色と共にクリスマスソングを披露したそうです。 

小さな松ぼっくりツリーをビーズやスパンコールで飾ります
小さな松ぼっくりツリーをビーズやスパンコールで飾ります

竹カスタネットに絵を書きました
竹カスタネットに絵を描きました

二つの竹を合せると、素朴で優しい音がするよ!
二つの竹を合せると、素朴で優しい音がするよ!

ペットボトル万華鏡(1月13日開催)

1月は、ペットボトルを使って万華鏡を作りました。作業前に、まず三角形の鏡に映った不思議な景色を堪能しました。「先生の顔が沢山見えるよ!」「文字が逆に見えるよ」等、様々な感想が聞かれました。その後は、ペットボトルの内側に入れる、釜石のマスコットキャラクター「かまりん」と釜石の花「はまゆり」のぬり絵をしました。見本を見ながら、また時々先生に教えてもらいながら上手に塗ることが出来ました。

ぬり絵が完成した所で、形や大きさの違うスパンコールやビーズをプラスチックカップの中に入れていきます。カップに入れた色とりどりのスパンコールが鏡に反射し、綺麗な模様を醸し出します。数種類のスパンコールの色や形の組み合わせにより、どれ一つとして同じ物はなく、全てが個性的な作品に仕上がりました。

子ども達には難しいだろうと思っていたペットボトルとカップの連結作業も、「僕がやってみる」と進んでチャレンジする子もいました。出来上がったペットボトル万華鏡をのぞき「キレイ!」と感動している様子を見て、私たちもうれしくなりました。そして、お友達の万華鏡とも交換しながら、自分の万華鏡とはまた違う「キレイ」を感じた事でしょう。

今回はペットボトル万華鏡を作りましたが、その他にも様々な万華鏡を持参して披露しました。立体的に見える万華鏡を見た子から「東京タワーみたい!」という声や、水の万華鏡では中の模様が少しずつ変化する様を見ることが出来ました。

今回の二つのイベントには、「選ぶ」作業を多く取り入れました。同じように見える物でも、一つ一つ個性があり、一つとして同じ物はないのです。ヒモ一本でも出来上がりは違ってくるはずです。その「選ぶ」という作業は私たちにとっては簡単かもしれませんが、その過程があって個性的な自分だけの作品となるのです。「選ぶ」ことは「自己主張をする」こと。彼らが発信する主張に耳を傾け、認め、難しい所は少しだけ手伝い、細かい変化をキャッチしながら子ども達の成長を見守りたい、そう思いました。

 


釜石のマスコットキャラクター「かまりん」のぬり絵中


どれにしようかな?カップに好きなスパンコールを選んで入れます


どれどれ?どんな模様が見えるかな

今年度最後となる2月のイベントは、釜石の国際姉妹都市であるフランスのディーニュ・レ・バン市名産のラベンダーの香りを使ったイベントを予定しています。また子どもたちの素敵な笑顔が見られますように。
 

報告:釜石スクラムスクール 池田 梓
(16年度2次隊/エクアドル/養護)

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