海上保安部の仕事にふれて(2014年8月30日開催)

ここ釜石は、お盆を過ぎれば肌寒さが増し、夏の終わりを感じます。そんな中、「釜石のお仕事~海上保安部編~」が開催された8月30日は晴天に恵まれ、夏に逆戻りしたかのような気候の日となりました。

昨年に続き2回目となる「釜石のお仕事~海上保安部編~」は前回も参加してくれた男の子、家族総出で来てくれた女の子など、今年も定員を上回る申込みがありました。海上保安部に興味がある人がこんなにたくさんいることに、驚きとうれしさを感じました。


うみまる君と一緒に「ハイ、ポーズ!」

まずは、海上保安部庁舎内を見学しました。屋上では、3年前の震災時の様子や海上保安部の活動についてお話しいただきました。参加者たちは話を聞きながら海を眺め、様々な思いを抱いている様子でした。

その後は室内へ移動し、海上保安庁マスコットキャラクター「うみまる」の登場に、子どもも大人も大興奮! 我先にと、うみまる君に抱きつき写真撮影スタート! 海上保安官の制服や潜水士のウェットスーツを身にまとい、敬礼やポーズを教えていただき、自慢気にポーズを決め、未来の海上保安官を想像させるような雰囲気に包まれました。

写真
未来の海上保安官・潜水士の誕生!

その後は、海上保安庁はどのような仕事をしているのかをクイズ形式で学びました。知っているようで知らなかった業務や役割、海上自衛隊との違い等、簡単なクイズに答えながら、分かりやすく教えてもらいました。

海上保安官の仕事内容について質問が飛び交います。「海図はどうやって作るんですか?」という質問に、「以前は、ものさしや重りをつけた紐を垂らして測り、今は、飛行機や船からレーザーや音波を海底に当てて作っています」と一つ一つ丁寧に教えてくださいました。

将来は海上保安官になりたいと目を輝かせる子どもたちと同様、保護者たちも真剣に子どもの将来について考えているようでした。


クイズで学ぼう!海保のお仕事。

質問タイムの後は、海上保安官の仕事を知る一つ、ロープワークを教えていただきました。単純そうで難しい、外れそうで外れないロープの不思議に興味津々。「出来るようになって、学校で自慢するんだ!」と、何度も何度も繰り返し、コツをつかんだ時の嬉しそうな表情は、とても輝いていました。

ロープワークを指導してくださった海上保安官より「海上保安官候補生だね!」とほめられると、照れつつもまんざらでもない笑顔が印象的でした。


船のこんなところに入口が!!中から人が出てきてびっくり!
この中、どうなってるんだろう?

その後はお待ちかねの、巡視艇「きじかぜ」への体験航海です。巡視艇とは、地域の治安を守るために、基地周辺をパトロールしている小型船です。

きじかぜのスピードはとても速く、あっという間に沖に出ました。心地よい海風に心が躍ります。海の上での記念撮影は、子どもはもちろん、家族も満面の笑みでした。また、普段は見られない、正面からの釜石観音が見えた時は、子どもよりも大人たちが歓声を上げていました。

操舵席に座らせてもらった参加者もいました。画面に映るレーダーに興味津々! 操舵席にはたくさんのボタンがあり、颯爽と操作する海上保安官に、憧れの視線が注がれました。


船上にて記念撮影のラッシュ

次は、巡視船「きたかみ」の船内見学です。操舵室や公室等で、船での生活について話していただきます。船の中での食事の工夫など、驚きがいっぱいでした。船上の揺れの中での生活は、細かな工夫と船酔いに慣れることが必要のようです。

写真
ボタンがいっぱい! 気分は海上保安官!!

このように、巡視艇や巡視船が釜石の海を守り、活躍してくれています。普段は見ることができない業務を見学する機会を得た子どもたちには、釜石や日本の治安を守るために働いている海上保安官たちがいることに感謝し、釜石で生まれ育ったことを誇りに思い、日々勉学に励んでほしいと思います。また、将来この中から多くの海上保安官が誕生することを楽しみにしています。

 

報告:釜石スクラムスクール 池田 梓
(平成16年度2次隊/エクアドル/養護)

関連リンク

昨年の釜石海上保安庁見学イベントの様子はこちらから(2013年9月8日開催)

海上保安庁ホームページ

海上保安庁のお仕事について知ろう!

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