世界に一つのオリジナル葉(バ)ッグ作り(2014年7月19日開催)

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実験クイズの話し合い中

日に日に夏らしい蒸し暑さが増してきた夏休み間近の日曜日、釜石スクラムスクールでは、イベント「たたき染めオリジナル葉ッグ(バッグ)作り」を開催しました。

「たたき染めって何?」「どうやって作るの?」と、テーブルに置かれたゴムハンマーなどの材料を見て、顔を見合わせる子、手に取ってみる子など、今回のこのイベント「たたき染め」に興味津々といった様子でイベントがスタートしました。

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この葉っぱ摘んで行こう!

グループに分かれ、まずは、科学実験クイズに挑戦! 『昆布のだし汁』『むらさきキャベツの汁』『サイダー』の中で、「ホットケーキに混ぜるとみどり色になるのはどれ?」など、三つの問題が出題されました。それぞれのグループで知恵を出し合います。

「昆布はみどりだからみどり色になると思います」「サイダーは炭酸が入っているからみどり色になるんじゃない?」「これ学校で習った!」など、色々な意見が出る中、子どもたちがリーダーとなり、皆の意見をまとめて一つに絞ります。自信満々にそれぞれの答えが出そろいました。気になりながらも、実験クイズの答え合わせは後ほど・・・。

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葉っぱのデコレーション中

早速、たたき染め葉ッグ作りのスタートです。まずは、材料となる葉っぱを摘みに、近くの公園まで行きました。ハート型の葉っぱや細い葉っぱ・枯葉など、どんな色や形が浮き出るのか想像しながら袋一杯に集めました。お目当ての葉っぱを見つけると、家族や友達のために多めに摘む参加者もいました。

会場へ戻り、白いバッグに出来上がりをイメージしながら、集めてきた葉っぱを置いたり、はさみで切ったりして納得がいくまで散りばめます。デザインが終わったら、ゴムハンマーでトントントン・・・。時々、裏面を確認しながら、力強く、時には優しく慎重に葉っぱを叩いて布に染めていきます。思い通りの色や形に染まったものもあれば、うまく浮き出ないものもあり、一つずつ確かめるようにたたき染めを楽しんでいました。葉っぱや花によっては、水分が多く含まれており、にじんだようにバッグに染まる物もありましたが、それも勉強です。

葉の水分量で、濃く染まるもの、薄く染まるもの・・・。実際に叩いて染めることで見ただけではわからない植物の不思議が分かることも多く、子どもたちはその発見をした時、一つオトナになったような凛とした表情を見せていました。

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うまく染まったかな?

バッグの両面に大小さまざまな葉っぱや花が染められ、さらにステンシルを使って、名前や日付を入れ今日のイベントの思い出をぎっしり詰めた、それぞれの個性が光るオリジナルバッグが完成しました。一人で作った達成感、お父さんやお母さんと一緒に作った満足感があふれる作品となりました。

作品作りを終え、気になるクイズの答えあわせの時間です。実際に実験して検証してみましょう。待ちに待ったかのように、実験机の前には子どもたちが一斉に集まりました。答えは予想していなかった「むらさきキャベツの汁」。できあがったみどり色のホットケーキに、驚きと発見の歓声が上がりました。

今回は、葉っぱを摘み、バッグに配置し、たたいて染めるというとてもシンプルな作業。この時期だから摘むことが出来る植物を知り、白いバッグに葉っぱを並べ、出来上がりをイメージする想像力、ハンマーを振り下ろす時の安全配慮など、一つのバッグの完成までに、様々なことを学びながら作ることが出来たのではないかと思います。それに加え、科学実験での驚きなど、勉学への興味が少しでも増し、今回の参加者たちが様々なことにチャレンジをするたくましい人材になることを期待しています。

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実験クイズの答えにビックリ仰天

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オリジナルバッグの完成

報告:釜石スクラムスクール 池田 梓
(平成16年度2次隊/エクアドル/養護)

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