国際姉妹都市「ディーニュ・レ・バン市」特集(「手作り石けん&キャンドル作り」2月21,22日開催/「せっけんをつくろう!」2月27日開催)

積雪を心配していた2月の釜石ですが、イベント当日は天候に恵まれ、暖かい陽気の中で無事開催することが出来ました。

手作り石けん&キャンドル作り(2月21,22日開催)


ディーニュ・レ・バン市についてのお話を聞きます

釜石スクラムスクール最後のイベントは、釜石の国際姉妹都市であるフランスのディーニュ・レ・バン市(以下ディーニュ市)特集。ディーニュ市名産のラベンダーの香りを取り入れた「手作り石けん&キャンドル作り」には、30名の定員に対し80名近くの申込みをいただいた為、2日間にわたり実施しました。

今回は、釜石市国際交流室の高橋さんを講師に招き、ディーニュ市が釜石と国際姉妹都市になった経緯や現地の様子を写真と一緒に説明していただきました。広大なラベンダー畑の写真を見て「スゴイね」と至る所から声が上がりました。
 


廃油キャンドル、フランスをイメージして作りました!

まずは、キャンドル作りに挑戦です。今回作るのは、廃油を油処理剤で固め、クレヨンで色付けをするだけの簡単キャンドルです。クレヨンをカッターで削って粉末にし、廃油に色付けを行うのですが、2・3色混ぜて自分だけの色を作ったり、カップを斜めにして色の層を作ってみたりと、子ども達の個性豊かな想像力に驚きと感心の連続でした。油を湯せんで溶かす作業の際、熱湯等でビニールが破れるなどのアクシデントもありましたが、全員、カラフルなキャンドルを完成させました。

次は石けん作りに挑戦です。石けんは、無添加の粉石けんに食紅で色を付け、少しの水とラベンダーの香りをプラスし、全体をこねて好きな形にした後、数日乾燥させると完成します。一色で作品を作る子もいれば、別の色を混ぜて新しい色を作るなど、色の変化を楽しみながら作る子もいました。それをハートや星のクッキー型で抜いて石けんを作っていきます。粘土のように恐竜を作る子もいました。時々、友だちや家族と材料を交換しながらカラフルな色や形の石けんが出来上がりました。簡単そうな内容ですが、思った通りの色が出せず悪戦苦闘する場面も。しかし、それも良い思い出です。出来上がったキャンドルと石けんから放たれるラベンダーの良い香りが会場を包み込みました。

 

3色重ねて石けんを作ってみました。上手に出来たよ!
3色重ねて石けんを作ってみました。上手に出来たよ!

石けんでこのクオリティー!本物のロールケーキみたい。
石けんでこのクオリティー!本物のロールケーキみたい。

イベントは、フランス語で「メルシー(ありがとう)」「チャオ(さようなら)」と挨拶をして終了しました。同時に、今年度で終了となるスクラムスクールのイベントに対し、たくさんの方々から感謝の言葉をいただきました。「ありがとう」の言葉でこちらも胸がいっぱいになりました。「釜石スクラムスクール」が地元の方々から愛されていることを切に感じた瞬間でした。

すくすく親子教室 せっけんをつくろう(2月27日開催)

すくすくっ子も石けん作りに挑戦!
すくすくっ子も石けん作りに挑戦!

続いて27日に行われたすくすく親子教室でのイベント「せっけんをつくろう!」でも、個性豊かな石けんができ上がりました。まずは、写真を見ながらディーニュ市について学びます。ラベンダー畑やフランス発祥の球技「ペタンク」の写真に歓声が上がりました。実はすくすくっ子たちは月に一度ペタンクで身体を動かしています。そんな共通点を発見できて嬉しかったようです。

そして石けん作り。自分達で色を選び、色んな形のクッキー型で抜いていきました。キリンの首やリボン等の細い部分は崩れやすいので慎重に行う必要があります。何度も何度もやり直し、納得のいく作品が出来上がると満足した表情を見せてくれました。

先生達に手伝ってもらいながら作り上げた石けんは、達成感があふれるステキな作品となりました。自分達で作った石けんを使うたびに、スクラムスクールやディーニュ市の事を思い出してくれると嬉しいなと思いました。

 スクラムイベント終了 これまで有難うございました

参加してくれた方からお手紙をもらいました。一生の宝物です。
参加してくれた方からお手紙をいただきました。
一生の宝物です

釜石スクラムスクールのイベント事業では、震災後、約3年間にわたり56件のイベントを開催し、延べ1,397名の方が参加してくださいました。

地元の方々に支えられ、また、多くの参加者のおかげで、これまで実施することが出来ました。私たち自身、イベントを通じ、子ども達の笑顔に元気をもらい、地元の人々と触れ合いながら、たくさんのことを学びました。スクラムスクールのイベントが、釜石の人々の記憶に少しでも残り、今後の生活の中で何かのヒントとなれば、と思います。今まで支えてくださった関係者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!!

 

報告:釜石スクラムスクール 池田 梓
(平成16年度2次隊/エクアドル/養護)

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