クリスマスを通して知る、日本と世界の国々(2013年12月開催)

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自分で作ったプチ松ぼっくりツリーを手にご満悦の様子

冬の寒さがひときわ厳しい東北地方の中でも、比較的暖かいと言われている沿岸地域。実際に、釜石ではめったに雪が降りません。しかし、海からの風が頬を切るように冷たく、とても寒い日もあり、12月には本格的な冬がやってきました。

そんな中、釜石スクラムスクールではクリスマスにちなんだイベントを12月8日と22日に開催しました。

8日は、松ぼっくりで自分だけのプチクリスマスツリーを作り、さらに世界中のクリスマスの習わしをクイズ形式で学びました。


上手にできたね!
お手伝いしてくれた中学生のお姉さんと一緒に

一方22日は、代表的なクリスマスケーキの一つ、「ブッシュドノエル(木の切り株ケーキ)」をなんと巻きずしで作るという、和洋折衷のイベントでした。

このほかにもう一つ、切り口がお花の形になる巻きずしも作り、さらに日本や世界の食文化も楽しく学びました。両イベントとも、ものづくりを通じて世界の文化、日本の文化を知るというテーマの下、実施しました。

 

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うさぎさん付きのツリー。できあがりが楽しみだね!

8日の「プチクリスマスツリーづくり」では、松ぼっくりに色を塗ったり、リボンをつけたり、おのおの自由に作品作りに取り組みました。22日の「巻きずし」では、たくあんやニンジンを型抜きして、好きなようにお皿に盛りつけました。

子どもの発想力と集中力には、いつも驚かされます。同じ素材なのに二つとして同じものが出来上がらない面白さに、子どもらしさを感じます。

 

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優しく教えてくれるお姉さん(右)。さすが、児童への話し
かけ方も上手です

今回は、中高生を対象にイベントのお手伝いを募集しました。ツリー作りには6名の中高生が手を挙げてくれ、私たちと一緒に準備したり子どもたちの補助をしたりしてくれました。

中には、将来、教員を目指しているという人もいて、このイベントが自分の将来に役立つと考え、参加してくれたようでした。

 

 

 

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お姉さん先生と一緒に巻きずし作り。後ろでお父さんが
寂しそう・・・

22日のイベントにも、2014年の3月にニュージーランド渡航研修を控えた釜石市内の中学生たちにお手伝いとして来てもらいました。

ニュージーランド滞在中、彼らは主にホームステイをするので、今回のイベントがホストファミリーに日本の文化を紹介できる一つの引き出しにもなると考え、お手伝いを通じて、巻きずしのレシピと作り方を学んでもらいました。のりや「巻きす」などを持って行けば、あとは現地で簡単に手に入るもので巻きずしを作れます。

 

 

参加者として来る子もいれば、お手伝いとして来る子もいます。イベントへの関わり方はいろいろあっていいと思います。どんな形であれ、そこには必ず何かしらの学びがあるからです。そして、子どもたちにいろいろな選択肢やきっかけを与えてあげることが、私たちがやるべきサポートなのかなと感じます。「やりなさい」と言って押しつけるのではなく、いろんな道があることを見せてあげる、その上で進む道を子どもたち自身が決める――。自主性と積極性を持った活発な「釜石っ子」がもっとたくさん育ってくれれば、将来の釜石にとって、頼もしい人材になるでしょう。そのためにも、私たちは今の活動を継続していくべきだと思うのです。

(報告:釜石スクラムスクール: 椋野まゆみ)

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