海外研修に参加した中学生、お菓子を通じてニュージーランド文化を紹介(2013年6月30日開催)

お菓子づくり
手作りのパネルを見るお手伝いメンバー(奥)と参加者小学生(手前2人)

6月30日に開催した料理イベントでは、ニュージーランドの家庭的なスウィーツ「パブロバ」と「ホーキーポーキー風アイスクリーム」を作りました。お菓子づくりを通じて外国のことも知ってもらいたいと、今年3月にニュージーランドへの海外研修「かまいしブリッジプログラム」に参加した中学生に、現地のことを話してもらうことにしました。

中学生たちには当日の準備や手伝いもお願いし、彼らが現地の様子を描いたパネルや当日の流れなどの掲示物も飾られ、手作り感あふれるイベントとなりました。

あとから中学生に聞いたところ、釜石では年の離れた子ども同士が触れ合う機会はほとんどないそうです。海外で、「友達が増えると楽しい」経験を得てきた中学生たちは、すぐに参加者とも仲良くなり、協力しあって調理していました。その光景はとてもほほえましく和やかで、中でも、お兄さんのように子どもを手伝っていた男の子には、「将来はどんなパパになるんだろう」と、感じたほどでした。

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あぶないから気を付けてね、と声掛けしています

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メレンゲを絞り袋に入れ、こぶし大の大きさに並べます

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バナナがころころ転がっちゃう! 包丁は気を付けて!

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こちらはお皿に盛り付け隊の様子「早く食べたーい!」

さて、聞きなれないスウィーツ「パブロバ(Pavlova)」。これはとても簡単に作れるケーキです。卵白を泡立ててメレンゲを作り、砂糖、酢、バニラエッセンスを混ぜてオーブンで焼き、生クリームとフルーツでトッピングするだけで完成です。大きなサイズで作り、切り分けて食べるのが一般的ですが、今回は一人ひとりが自由にトッピングできるように、小分けにして焼きました。

聞きなれないスウィーツ二つ目は「ホーキーポーキー風アイスクリーム」。ホーキーポーキー(hokey pokey)とは日本でいうカルメ焼きのことで、それをバニラアイスに混ぜると「ホーキーポーキーアイス」となり、ニュージーランドの味として広く親しまれています。手軽に味わえるようにと、今回はキャラメル味のあめを粉々に砕いて、市販のバニラアイスに混ぜて「ホーキーポーキー“風”」として作りました。これも小さなお皿にコーンフレークを敷き、アイスをのせ、各自でトッピングできるようにしました。

お菓子作り
チョコソースを掛ける、真剣な表情

さて、お話の後はお待ちかねのトッピングです。まずはアイスから盛り付けます。バナナ、チェリー、チョコソースをのせて自分だけのオリジナルパフェ作りです。

アイスが溶けてしまわないうちに、「ホーキーポーキー風アイスクリーム」をその場で試食しました。参加者たちは不思議そうな顔で、あめの小さなかけらと一緒にガリガリさせながら食べていました。現地に行った中学生から、これが本物に近い食感と聞いてさらにびっくりした様子でした。

アイスの試食が終わった頃、パブロバも焼き上がりました。冷ましてから生クリームとキウイをのせて、それぞれの個性的なケーキが完成しました。外はカリっと、中はマシュマロのような不思議な食感がします。かわいくトッピングしたので食べるのがもったいないと、子どもたちはしばらく写真を撮ったり眺めたりしていましたが、「おいしい!」という他の参加者の声を聞いて、端っこから丁寧に手をつける様子が印象的でした。

お菓子づくり
「NZでは日本のアニメがブームでした。一番人気なのは何でしょう?」
答えは「ポケモン」だそうです

食後には中学生によるニュージーランドクイズ大会も行いました。

「NZでは日本のアニメがブームでした。一番人気なのは何でしょう?」
答えは「ポケモン」だそうです。
「ホームステイ先で食べたサンドウィッチ、中にはチーズと何が入っていたでしょう? 1. パイナップル、2. バナナ、3. イチゴ。答えは1です!」など、中学生の視点で発見した外国がクイズがエピソードとともに語られ、会場は盛り上がりました。

参加者からは、色んな話を聞けてよかったとの声があり、一方で、手伝ってくれた中学生からは、企画側としてイベントにかかわり、参加者からありがとうと言ってもらえてうれしかったという感想もありました。ひとつの企画を自分たちでやり遂げることや、他者から感謝されるという体験はまさに青少年の社会学習であり、参加者だけでなく、中学生にとっても非常によい経験となったことを実感したイベントでした。

報告:国内協力隊 岩田いづみ
(平成21年度4次隊/マラウイ/青少年活動)

 

 

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