ダンスでつながった南国と釜石~かまいしFeel & Dance(2012年12月2日開催)

2012年12月2日、釜石市民交流センターで、外国人とダンスを通じて交流するイベントが開催されました。私と同じ釜石で活動している椋野まゆみ隊員(平成21年度3次隊/ガーナ/青少年活動)が所属する釜石スクラムスクール主催のイベント「かまいしFeel & Dance」です。

私は同年9月に釜石市国際交流推進員として釜石市に着任しました。このイベントには、外務省が実施する「キズナ強化プロジェクト」で東北を訪問中の外国人研修生を釜石に迎えるための国際交流推進員として、さらに、ダンスインストラクターの経験があることから、ダンス講師としてもかかわりました。

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手をつなぐもまだ少し不安な様子

当日は、ダンスを通じて言葉の壁を越えた交流を体験したい!と集まった23名の釜石の子どもたち、釜石市立大平(おおだいら)中学校ソーラン実行委員会メンバー19名、さらに外国人研修生44名、保護者や見学者の方を含めると合計100名以上が市民交流センターの体育館に集合しました。 

初めて見る南国の人たちを目の前にドキドキの子どもたち。まずは握手で挨拶をしてから、笛の音の数と同じ人数のグループをつくって座る、というシンプルなアイスブレイクを行いました。時間がたつにつれ、気持ちも体もほぐれてきたようです。

前半は伝統的な舞踏の発表会。初めて触れる異文化を、子どもたちは真剣な眼差しで見つめます。まずは、サモア・トンガのダンスや歌のお披露目です。

次は、大平中学校ソーラン実行委員会メンバーによる「大平ソーラン」。たくさんの外国人の前で少々緊張気味だったものの、太鼓の音と共に「構え」の姿勢になると、会場から「おぉぉ!」という歓声が上がり、最後まで一糸乱れぬ、息の揃った踊りを見せてくれました。

最後は「どっこいしょ! ソーランソーラン!」と合いの手を入れる研修生と参加者たち。たくさんの拍手で前半は終了し、休憩中は、すっかり仲良くなった子どもたちとの追いかけっこや記念写真撮影が始まりました。

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サモアの歓迎の踊り

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迫力たっぷりの大平ソーラン

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休憩中の写真撮影、人懐っこい研修生たちと

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ステージからの景色

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体が温まってきたので、身軽に

後半は、外国人研修生と日本人がペアを組み、ダンスレッスンの開始です。

音に合わせてのウォーミングアップや簡単なステップで体を温めた後、ペアのダンスをみんなで踊りました。すっかり仲良くなった研修生と釜石の子どもたち、対になって踊ったり、手をたたき合ったり、英語が話せない子どもたちも研修生の熱中ぶりに影響され、自然と笑顔を見せるようになってきました。音楽に合わせて体を動かすと楽しくなってくるのは世界共通です。

国境や言語の壁は取り払われ、みんな笑顔で最後を迎えました。

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上・下交互に手を合わせて、リズムにのってできたかな?

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みんなで集まってノリノリです

英語教育が小学生から始まり、自己紹介や挨拶程度ができる子が多く、私が子どもの頃に比べ、国際的な感覚を持つ子どもが多くなったと実感しました。私は、日本とは違う文化を持った国が世界にはたくさんあること、世界を知ることは彼らの視野を広げ、自分の町に誇りを持つことにもつながり、ここ釜石の未来にも影響を与えると信じ、活動しています。

釜石市国際交流推進員として、こういった交流イベントの補助の他、海外とのオンライン交流やニュージーランドへの渡航企画を進め、釜石の情報発信(日本語の他、英語・フランス語で表記)等の業務にも日々尽力しています。

報告:国内協力隊 岩田いづみ
(平成21年度4次隊/マラウイ/青少年活動)

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