グローバルな視点で参加した釜石まつり(2012年10月21日開催)

釜石市で年に一度のお祭り「釜石まつり」が、10月21日に開催されました。これに合わせて、ひと味違った形で釜石まつりに参加してみようという趣旨のもと、釜石スクラムスクールでは外務省の「キズナ強化プロジェクト」で現在来日している外国人研修生たちを釜石に招き、イベントを開催しました。

 

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屋台にて

 

釜石の子どもたちには、彼らと一緒にお祭りを見学しながら、お祭りや神輿(みこし)、三陸沿岸各地に伝わる虎舞(とらまい)や釜石のことについて、英語で説明したりコミュニケーションをとってもらいます。学校のお友達と行くのとは少し違ったグローバルな視点から、釜石まつりを見学しようというものです。

 

イベント当日は、高校生3人が参加してくれました。外国人研修生たちの元気に圧倒されながらも自己紹介を済ませ、さっそく屋台通りへ。研修生らが、初めて見る「りんごあめ」や、「これ知ってる!」と綿菓子を指さして楽しんでいる様子に、参加者も並んで歩いたり一生懸命英語で説明したりしながらそれぞれに交流を楽しんでいるようでした。

 

その後、お祭り会場に担ぎ手たちとともに神輿が続々と集まってきました。神輿の説明や虎舞について、高校生たちに簡単に紹介してもらいました。わからない単語などは私たちスタッフがこっそりフォローします。

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獅子踊り

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神輿が次々と祭り会場へ。写真右の黄色いズボンの人たちが虎舞を踊ります

 

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外国人研修生と参加者

 

神輿が出そろい、人ごみにのまれそうになりながら神輿の見学、釜石の歴史資料館の見学を終えてお昼ごはんへ。宗教上の理由などから豚肉が食べられない研修生が多いので、注文ではお肉の入っていないものを選んだり、お肉を抜いてもらうようにお願いして注文したりしなければなりません。食事を一緒にとることも異文化の違いにふれるいい機会となったようです。
 

英語は、コミュニケーションをとるための単なる手段の一つにすぎません。上手に話せなくても、自分の言いたいことが相手に伝わればそれでいいのです。まずは単語を並べてみたり、短い簡単な文章で話してみたりすることから始めることが大切です。

参加者たちはうまく話ができずに歯がゆい思いをしたようですが、きっと相手は話を理解してくれていたでしょう。だからこそ参加者全員が「楽しかった」と言えたのだと思います。その経験を忘れず、今後も継続的に実際に英語で話してみること、そして学校での勉強にも励んでいってもらえたら、と願っています。

報告:釜石スクラムスクール 椋野まゆみ
(平成21年度3次隊/ガーナ/青少年活動)

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