No.18 自分にできることを!

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 市民の方と笑いあふれるレクリエーション

私の派遣先である南相馬市は、福島県の浜通りの北部に位置する自然豊かな街です。毎年、夏には国の重要無形民俗文化財である「相馬野馬追」が催され、全国各地から観客が訪れてにぎわいます。

震災・原発事故後は、市の南3分の1は避難指示解除準備区域となり現在も継続して自宅以外に居住をしている人は多くいます。もうすぐ震災から4年が経過し、市外での生活を根付かせている人も多く、新たな生活を始めた市民の方もいます。

また、他市町村からの避難者も市内で暮らしていたり、各地からの応援職員・企業等の従業員・支援者・除染作業員なども集まっており、県外ナンバーの車も多く見られます。イントネーションの異なる言葉もよく聞かれ、本当に各地からのこの南相馬市に駆けつけているのだと感じています。

現在は、市役所の応援職員として健康づくり課に所属しています。健康教育としての運動教室の企画や指導を行っており、市民のみなさまの健康づくりの手伝いを行っています。教室ではみなさん、自分の身体のために真剣に話を聞き、身体を一生懸命に動かし、参加者同士で楽しく運動をしています。参加者はほぼ50から70代の方ですが、私自身よりも若々しく元気に参加をしていただいています。「いつも笑顔だね~」「元気をもらっているよ~!」と声をかけていただくこともあり、楽しく市民の皆さんと関わらせていただいています。

参加者の方の震災時・後の状況は様々ですが、被災している・していないに関わらず、まずは「外に出る機会を作ること」、次に「人とたくさん話して関わりを持つこと」、そして「身体を動かしてリフレッシュすること」の流れを作りだすことができれば良いと思っています。

今の自分ができることをしっかりと考え、一緒に業務を行っている職員の方とともに市民のみなさまの未来に繋がる働きをしていきたいです。

福島県南相馬市配属 福島復興局 復興支援専門員 濱田 愛(H23-2/ヨルダン/体育)

※当協会広報紙Springboard 2015年3月号からの転載

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