願いを込めて5万本を植樹~第3回千年希望の丘植樹祭2015(2015年6月11日掲載)

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清々しい天気に恵まれました!

2015年5月30日、岩沼市沿岸部に造られた「千年希望の丘」にて植樹祭が行なわれました。

この千年希望の丘は、震災前に防潮林や家、畑があった沿岸部に震災ガレキ(再生資材)を集めて造られており、この丘が津波被害の軽減と自然環境の保全を担い、千年先の未来まで思いが続いていくようにと願いが込められています。

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一つずつ丁寧に植えていきます

第3回目となる今年も、快晴で植樹日和となりました。参加者の中には、関東や関西から参加される方もいて、当日は約6000人が集まり、タブノキやヤブツバキ、マワキなど18種類、合計5万本の樹木を植樹。その面積は約1.5ヘクタールに及びました。

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樹木を植えた後、藁を被せて水をまきます

当日、私たちのグループには、JOCA岩沼チームはもちろん、JICA東北、仮設住宅から新たに集団移転先へ引っ越した住民の方も参加して下さいました。開会式で説明された植樹の仕方にならい、みんなで声を掛けあい、汗を流しながらどんどん植えていきます。その協働の時間には、笑いがたくさんあふれていました。

また、作業をしながら住民の方が、「沿岸部に来たのは本当に久しぶりです。ここには家があったんですよ。震災後なかなか来なくて。随分、進んだんですね。これからは時々、自分たちが植えた木を見に来ようかな」と震災前の土地の様子や、震災以降のお話を聞くこともでき、私たちもいっそう、気持ちを込めて参加できたように思います。

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植樹完了。木の種類は違えど、どれも緑が輝いています

震災から4年、各被災地の復興の進み具合は異なる中、岩沼市は復興のトップランナーと言われています。とはいえ、日ごろ住民一人ひとりにお話を聞くと、やはり状況は千差万別であり、未だそれぞれの復興への道半ばであることを知ります。

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みんなの願いが千年先まで届きますように

今回、植樹祭を通して岩沼市も多くの辛い思いと、希望への強い願いがたくさん詰まった4年間を経てきたことを改めて実感するとともに、これからも住民の方への地域づくりをサポートしていきたいと、思いを新たにしました。

皆さんもぜひ、岩沼市へお越しの際は千年希望の丘へ足を運んでみてください。

報告:榎木 翔一(平成23年度2次隊/ベナン/ソーシャルワーカー)

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