ハナミズキ植樹祭で訪れた、玉浦地区(2015年5月11日掲載)

2015年4月26日、強風の中、日米友好の木ハナミズキ植樹式が岩沼市で行われました。

日本からアメリカ合衆国への桜の寄贈100周年を記念して、米国からハナミズキが日本各地に贈られました。ハナミズキの花言葉は「お返しのお礼」「私の思いを受けてください」だそうです。住民の皆さんから受けたご恩を少しでもお返しできますように、と私も思いました。

岩沼での植樹式には、駐日米国公使夫妻、地元町内会、消防団、地元FMラジオ、中学生も参加して、「千年希望の丘」が見える空港南公園で植樹されました。また、この丘を題材にした絵本『きぼうのおか』の絵本が英訳されたことが紹介されました。空港南公園は第一回モデル植樹祭会場の近くで、あれから3年が経ち、木々が成長していました。枯れるかと心配されましたが、冬から春の強風に耐えていました。 

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木々が大きくなりました

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植樹された「ハナミズキ」。遠くに千年希望の丘が見えます

帰り道、新ゴミ処理施設の建設工事が見えました。仮設住宅の住民の方が「震災前に土地売買の契約書にハンコを押せば、土地が高く売れたのに」と悔しい思いをお話しされていたことを思い出します。サポートセンターがお世話になっている方々の故郷です。仮設住宅を離れて転居された後も、時々お会いできることを嬉しく思います。 

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巨大な建物に迫力を感じました

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以前は船が出ていたという「貞山堀」

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以前の景色が見えなくなりました

新ゴミ処理施設の近くに、6メートルはあろうかという盛り土が見えました。「今、被災地区を見た方がいいよ」と住民の方が教えて下さった場所でした。かさ上げ道路は多重防御のための津波防災道路として建設されています。以前とすっかり様変わりしていました。

住民が少ない被災地区へ戻られた方が、調子を崩されるということもお聞きします。集団移転地区などへ引っ越しされる方が増え、仮設住宅の住民の方から「寂しいね」という声が聞こえます。サポートセンターの始まりは仮設住宅です。住民の方がいらっしゃる限り、仮設住宅へ出かけます。

 

報告:黒川順子(平成17年度 1次隊/ラオス/看護師)

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