玉浦西地区の災害公営住宅が完成(2015年2月19日掲載)

集団移転先災害公営住宅の鍵引渡式開催
集団移転先災害公営住宅の鍵引渡式開催

2月11日、岩沼市中央市民会館にて「玉浦西地区災害公営住宅鍵引渡式」が、玉浦西地区では「災害公営住宅内覧会」が開催されました。

鍵引渡式では、宮城県や岩沼市の関係者からの祝辞や、住民代表の方から玉浦西地区移転への思いなどが述べられました。


市長の挨拶

住民代表の方が、「玉浦西は私たちがみんなで話し合ってつくってきた町。昔なじみの同じ地区の人たちが近くに集まって住むことができて嬉しい。また、地域の繋がりを大切にしたまちづくりとして、全国のモデルになる町だと自負している」と語った言葉が、とても印象に残りました。

岩沼市は、被災後に散り散りに避難所に避難した住民たちが改めて地区ごとに集まって生活できるようにしました。顔なじみ、昔からお付き合いのある人たちとの避難所生活、さらには応急仮設住宅生活をお互いに支え合い現在に至ります。

 


住民代表に鍵が引き渡されました

そして、新しい町に移転しても今まで大切に築き、培ってきた温かい人と人との繋がりが続くように、たくさんの住民が関わって話し合いが重ねられました。既に集団移転先の玉浦西地区で新生活を始めている民の方々もおられますが、今月からいよいよ公営住宅への移転が始まります。ますます活気溢れる新しい町に期待が高まります。

 


大きい窓と、広いウッドデッキスペースが素敵です

災害公営住宅の内覧会にも参加しました。

玉浦西地区の災害公営住宅は、元々同じ地区に住んでいた住民同士の集合住宅地です。例えば、「相野釜・長谷釜」「蒲崎・新浜」「二野倉・藤曽根」「林・その他地区」と名づけられ、それぞれの住宅は、家のつくりや雰囲気に特色があります。

 


「俺の家、ここなんだ」と紹介してくださいました

内覧会でお会いした住民の方が「阪神大震災の教訓を生かし、見守りやすい設計になっている」と教えてくれました。

住民の一人が「家はここなんだけど、隣が○○さんなんだ。高齢者の一人暮らしでしょ。気に掛けてるんだ。ウッドデッキで皆でお茶っこ(お茶会)やバーベキューができたらいいと思ってる」と、具体的な考えを話して下さいました。

また、別の方が「俺の家、今日は中見れないけど、ここなんだ」と案内して下さいました。夫婦で家具やカーテンを揃えるために間取りを計測されたようで、引っ越しの日程も既に決まっているそうです。
 


向かい合い、寄り添うように建っています

住民の皆さんの様子を見、声を聞くことができました。その中で、少数ではありますが、引っ越しの見通しが立ってない方がまだ仮設住宅にいらっしゃいます。われわれサポートセンタースタッフ一同、全ての方が気持ち良く引越しできるように、またその後もまちづくりのサポーターとして、これからも共に寄り添って歩みを進めていくことができれば、と改めて感じる一日となりました。

報告者:里の杜サポートセンター 高島 紫
(平成23年度4次隊/コロンビア/ソーシャルワーカー)

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