「千年先まで伝えたい」岩沼市のいま(2013年10月23日掲載)

短い夏が過ぎ、あっという間に秋深くなってきました。今は、雨が降る毎に、冷え込んでいく毎日です。今日の最高気温は15度。外に出るには、上着が必要な気候です。

青年海外協力隊のOB・OGが集まって、「千年希望の丘」に植樹をしてから4か月が経ちました。今回は、その時植えた苗木の成長をお伝えします。

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千年希望の丘

6月9日の晴天のあの日、青年海外協力隊のOB・OGと植えた苗木は、枝ぶりが太くなり、しっかりと根付いたように見えます。 

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青年海外協力隊のOB・OGと植樹した場所

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高さにして50センチくらいになりました

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丘の上のモニュメント

久し振りに千年希望の丘を訪れました、苗木が大きくなって、森になるには、まだまだ長い時間が掛かることを改めて感じました。

この丘が作られた場所で生活していた仮設住宅の方々は、自分たちの体験を教訓に、みんなが災害に備えてほしいと話してくれます。

まさに、「千年先まで伝えたい」ことなのだと思います。

 

岩沼市の集団移転地の造成工事は、一部分の土盛りが終わり、今は水道やガスといったライフラインの工事が始まっています。少しずつ、ここに家が建つのだというイメージがわくようになってきたと思いませんか。岩沼市は2014年度からの被災地区の集団移転を目指しています。


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岩沼市集団移転造成地の様子

 

一方で、集団移転をする方々の以前住んでいた土地の買い取りが始まっています。ある住民の方は、何も残っていなくても自宅の跡地に行きたいんだと話していました。買い取りが進むとともに、住民の方々でもなかなか自宅の跡地に入れなくなってきています。家の基礎の上に高く伸びた雑草を見ると、そんな住民の方も居るのだと考えさせられました。

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以前の宅地の前に掲げられた立ち入り禁止の看板

岩沼市の沿岸部では、米作りが盛んでした。被災当初は、多くの田んぼで稲作が出来ませんでしたが、復旧が進み、徐々に田植えのできる田んぼが増えています。この稲のように、少しずつ復興という実を結んでいる岩沼市です。

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今年もたくさんの稲が実りました

 

報告:里の杜サポートセンター 枡田 麻美
(平成20年度3次隊/ラオス/助産師)

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