「男の料理教室」2本立て~やっぱりプロにはかなわない!(2013年5月13日掲載)

以前このブログで紹介したように、「男の料理教室」は、回を増すごとに参加者の料理の腕前が上がり、すでにプロの域!?に達しています。サポートセンタースタッフだけでは講師としての対応が難しく、そこで「男の料理教室」の企画は毎回、講師を務めてくださる住民の方を探すことから始まります。

先日は、料理の鉄人と2名のアドバイザーを招いて「第13回 世界の料理・スペイン編」と「第14回 春のパン祭り編」を開催しました。今回はこの2回の様子をお伝えします。 

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ビデオ撮影をする参加者も!

まずは「世界の料理~スペイン編~」。参加者から「家でも簡単に作れる海外の料理を教えてほしい」というニーズがありました。

このニーズを反映するには、サポートセンタースタッフの料理の腕前だけでは対応できないと考え、JOCAの本部に応援を要請しました。この要請に応えてくれたのが「料理の鉄人 寺田シェフ」。普段は本部で青年海外協力隊の募集や選考を担当する職員ですが、過去には長崎のハウステンボスの厨房で長年経験を積んだシェフです。

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これぞ、プロ直伝のパエリアとセビーチェ!

寺田シェフと話し合い、メニューはインパクトがある「フライパンで作れるパエリアと簡単にできる魚介のセビーチェ(オリーブオイル漬け)」に決まり、サブタイトルは「世界の料理~スペイン編~」になりました。

料理教室当日、寺田シェフが、さまざまな「料理のコツ」を紹介してくれました。例えば、「真っ黒く焦がしたパプリカは甘みが増してよりおいしくなる」「三つ葉などは、使用前に水に浸しておくと元気を取り戻す」「フライパンは縦だけでなく、横に回すと火の通りがより均等になる」などなど。普段とは違う専門家の説明を覚えようと、ビデオカメラを持参する熱心な参加者もいました。寺田シェフの手つきや説明は参加者から「なるほど。ためになる」と好評でした。

パエリアとセビーチェは驚くほど簡単に調理でき、お店で出されるパエリアと相違ないくらい本格的で、とてもおいしく出来上がりました。

それに続き、先日は「春のパン祭り編」を開催しました。 

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頼りない講師を支えてくれるアドバイザー

これまで男の料理教室では、ピザや肉まんなどの生地作りを経験しましたが、パンとなるとまた別物で、うまく調理できるか不安でした。

そこで今回は、パン教室に通っている2名の女性住民の方々に当日のアドバイザーを務めてもらいました。講師でなくアドバイザーを務めてもらう理由は、「講師役は女性よりも、今まで通りサポートセンター男性スタッフが務めた方が参加者も参加しやすいと思う」とアドバイザーから提案があったからです。なので、サポートセンター男性スタッフは2名のアドバイザーからパン作りのノウハウを教えてもらい、料理教室当日の講師役はサポートセンター男性陣が務め、2名のアドバイザーは講師補助を務める形で実施されました。

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真剣な表情でパンの生地をこねる参加者

「パンは生き物。その日の気温や料理人の手の温度で生地の発酵や堅さが異なる」といった、アドバイザーの説明から料理教室は始まりました。

ボウルに強力粉やイースト菌などを入れて手でこね、最後にバターとショートニングを入れて、また手でこねるという工程があるのですが、筆者が始めてその存在を知った植物性油脂のショートニングを入れると、ある程度まとまったパン生地が再びぐちゃぐちゃになります。これをまたこねることで、一つのパン生地にきれいにまとまります。

この工程は大人の泥遊びのように楽しい作業です。もちろん参加者も悪戦苦闘しながらも楽しそうにパン生地をこねていました。

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ふっくらモチモチの、惣菜パンのできあがり

2名の女性アドバイザーのおかげか、いつもより和やかな雰囲気の中、調理は進みました。

一生懸命こねたパン生地が焼きあがると参加者から「おぉ! うまく焼きあがっていて、おいしそう」という声が聞かれ、焼きあがったアツアツのパンに焼きそばを挟んでいました。

今回のパンはふっくらとして柔らかく、パン屋さんの店頭に並ぶ商品のようにおいしくできました。

今では本格的な料理を参加者と一緒にワイワイ言いながら調理して、おいしい料理を食べることがサポートセンタースタッフの楽しみの一つになっています。今後は生パスタ作りやバーベキュー大会も計画しています。今後もその様子をご紹介していきたいと思います。お楽しみに! 

 報告:里の杜サポートセンター 桝山 明
(平成20年度4次隊/ボリビア/村落開発普及員)

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