日本とアフリカ、震災支援を通じて知る「絆」-アフリカン・フェスタ2011のパネルトークにJOCA職員が参加-(2011年11月22日)

日本とアフリカの絆を育もう――11月12日、13日に、横浜市の山下公園で開かれた「アフリカン・フェスタ2011」(外務省主催、横浜市共催)では、アフリカの国々から東日本大震災に寄せられたお見舞いや支援を紹介。被災地にエールを送るとともに、アフリカと日本の絆について知り、その友好関係への理解を深める機会となりました。

開催地の横浜市は、アフリカ開発支援の国際会議である、アフリカ開発会議(Tokyo International Conference on African Development; TICAD)の第4回会議(TICAD IV)が2008年5 月に開かれた、アフリカとの縁が深い場所です。  


檀上に並んだパネリスト。左から4人目が青木職員

初日の「TICADトークショー」では、モデルであり、WFP(国連世界食糧計画)のオフィシャルサポーターを務める冨永愛さんをはじめ、国際協力や企業の関係者がパネリストとして参加し、「日本とアフリカのさらなる絆」のテーマの下、アフリカに関するエピソードや東日本大震災の復興への思いを語りました。

JOCAからも、宮城県岩沼市の里の杜サポートセンターで仮設住宅の支援に取り組んでいる青木淳職員(平成17年3次隊/ケニア/青少年活動)が参加。青年海外協力隊時代の活動や、現在、岩沼市でかかわっている活動について話しました。  

トークショーの中で青木職員はケニアでの協力隊時代のエピソードに触れ、「驚くこともあったが、そんなアフリカでの出来事の一つひとつが貴重な経験になりました。そして、その経験は現在の東日本大震災の支援にも生きています」と述べていました。

また、ゲストの冨永さんは、アフリカを訪れた際に貧しさの中でも笑顔を絶やさないアフリカの人々との出会いから元気をもらったと述べ、アフリカや途上国の為に身近なところから支援を始めることの大切さを伝えていました。

青年海外協力隊のアフリカ派遣が始まったのは1966年。協力隊派遣の歴史の中で、アジアに次いで2番目に派遣が始まった地域です。当時、独立したばかりのケニアを皮切りに隊員派遣が始まり、それから35年を経た現在、派遣国はアフリカの26か国に広がり、派遣された協力隊員は延べ1万人を超えます。教育や保健、村落開発など幅広い分野で、多くの隊員が人々の生活向上や国づくりのために活動し、帰国後も日本にアフリカの文化を紹介するなど、日本とアフリカの架け橋となってきました。

JOCAが実施する東日本大震災の復興支援活動にも、アフリカでの活動経験を持つ帰国隊員が数多く参加しています。地図の上では日本から遠く離れた地域ですが、協力隊員のアフリカでの経験は今、東日本大震災の復興の力として生かされています。

 

▽東日本大震災に各国から寄せられたお見舞いはこちらからご覧になれます。

がんばれ日本! 世界は日本と共にある」(外務省ウェブサイト)

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