東日本大震災復旧・復興支援 活動総括

【4月】 【3月】

【 5月 】

5月4日(水) <第11報>
発災後から継続して被災地への人的支援を継続してきましたが、4月には発災1ヶ月を経過し地域ごとに状況が変化してきています。

仙台など大都市周辺は比較的人的、物的支援があり、燃料、交通の問題が整理されるにあたり、緊急という差し迫った状況下は4月中に抜け出しているように思えます。とはいえ命の堤防となった仙台東部道路の東側(海側)はまだ瓦礫の山となっており、引き続きボランティアセンターは運営していますし、またボランティアニーズも存在しています。ボランティアセンターの統廃合、及び若林区、宮城野区ボランティアセンターの移動(効率的なボランティア活動実施のため海側へ移動)があり、そうした動きを注視しながらも、GW後のボランティアセンター運営人員の減が予想される中JOCAとしては継続的に支援していきたいと考えています。また、仙台の都市機能が比較的早期に回復したことで宮城県において仙台が人的、物的支援のハブとなることができるようになってきました。要介護者を対象とした支援「ひなたぼっこ」を支援拠点とし、宮城県各地へボランティアを派遣する活動についても注視していく必要があると考えています。岩沼市では、引き続き市との連携の下、継続的なボランティア活動を実施しています。支援物資管理や流出物(拾得物)管理など市から一定の権限を与えられ活動を組み立て、指示を出す必要があるものもあり、引き続き継続して活動する必要性が高いと考えています。

あらゆる場面で、継続的な支援は必要であるものの、仙台を中心とした支援は今後の復旧・復興計画を見据えながら何が出来るのか検討していきます。

また、4月は日本がはじめて海外からの医療支援チームを受け入れました。宮城県南三陸町にイスラエル医療チームが派遣され、現地で活動しました。JOCAは人的支援として2名の看護師を医療調整員として外務省を通じてチームに随行していただきました。海外の医師免許で国内での医療行為を一部認めるなど今後の災害時にも大きく影響を及ぼす決断だったと思います。

南三陸町をはじめとする、宮城県沿岸部はまだ緊急支援の段階から抜け出せていない状況です。また、岩手県三陸海岸についても、現在は基礎インフラが復旧していない地域もあり、未だ緊急の色が強いと感じます。被害状況把握の遅れやインフラ復旧の遅れからボランティアの派遣について対策が立てずらい地域でもありましたが、4月中旬から釜石市を皮切りにボランティア活動がはじまりました。現在岩手三陸への支援は増えてきています。今後も遠野市を拠点として釜石市、大槌町、山田町へのボランティアニーズの把握に努め、より被災者の為になる活動を実施していきたいと考えています。

被災状況やその都市基盤などにより被災地の状況は色の濃淡がつき始めました。5月にはGW中のボランティアの増加と共にGW後のボランティアの枯渇も懸念されております。また、地域によっては緊急から復興へ舵取りがされはじめる時期でもあり、ボランティアニーズも変化してくることは明白です。JOCAは被災地のことを考えて、その地域に必要なボランティア活動を実施すべく努力していきます。

【 4月 】

4月8日(土) <第10報>
今週末で、イスラエル医療支援チームの活動が終了。昨日の最大余震(M7)の影響で、また、東北道を始めとした道路網やライフラインの供給がストップ。その影響で、岩手県遠野市の拠点に車両を搬送中の職員が、仙台以北を一般道で走ることとなり、大渋滞の中、遠野市の到着は、9日未明になったとのこと。

これで、仙台市及び遠野市の両拠点に関する現地体制整備は概ね完了した。これからは、現地からの要請とボランティア登録者とのマッチングにより、適時・適切な被災地への緊急支援を軌道に乗せていける。 

【 3月 】

3月31日(木)午後9時 <第9報>
現場への物資調達と各種支援業務の為に、短期派遣していました当会職員は、本日17時宮城を離れ帰京の路につきました。現場では、仙台、岩沼、遠野、石巻にて行政関係機関の担当者や市長と会い、今後の支援の方向性について協議いたしました。本日中に帰京する予定ですが、戻り次第当会内にて協議し、今後の方向性などを検討たします。 

3月29日(火)午後7時 <第8報>
現在3名の調整員(宮城2名、岩手1名)を派遣し、現地でのボランティア活動支援及び、ニーズ調査を実施しています。また現在派遣中のボランティアは、ボランティアセンターの運営や医療関連補助など幅広く活動していただいています。本日、円滑な調整業務及びボランティア活動実施のため、当会から新たに2名の職員を物資と共に現地へ短期派遣しいたしました。短い期間ですが、現場の視察と行政や現地で活動中のOBなど訪問する予定です。 

3月24日(木)正午 <第7報>
昨日、一昨日段階で、仙台市若林区ボランティアセンター、岩沼市医療等の要請にかかる支援ボランティア14名は全て派遣いたしました。今後、それぞれの地域で、半月からある程度長期間、活動することになります。

当会の先遣隊3名も、色々と混乱のある中での初動立ち上げ期も概ね過ぎたことから、その交代要員を既に2名派遣し、これから長期のスパンで活動するボランティアの支援や現地での要請調査等を更に進めて行きます。現地からは、報道等にも見られるように、家屋等の倒壊・損壊状況が厳しいことから立ち入り地域が限られており、行政サイドも、それら倒壊家屋等の危険度判定を急ピッチに進め、新たな支援のニーズを高めていくとの報告を受けています。

岩手県遠野市及びその周辺への支援は、本日、先遣隊として調整員1名を派遣し、明日には現地に入り、周辺地域のOBの方々の協力を得つつ、本格的な調査を開始します。

3月22日(火)午後3時 <第6報>
昨日来、若林区ボランティアセンターの運営スタッフ支援、岩沼市の給水ボランティア、医療系ボランティアの要員確保を実施しました。既に、当会の災害ボランティアへの累計登録者が300余名となり、支援ニーズや登録者の対応可能な分野、期間等を考慮し、そのマッチングを行っています。

本日午前、上記の支援ボランティアのまず3名がバスで仙台に向かいました。明日、更に5名が現地入りする予定です。これで、現地調整員を含めて13名が活動ということになりますが、今後も、支援ニーズに対応しつつ、必要な支援ボランティアに活動して戴く予定です。

なお、現地調整員は、岩手県遠野市の調査とともに、甚大な被害のあった三陸沿岸部の調査や仙台市周辺の被災地にも調査を進めております。 

3月20日(土)正午 <第5報>
本日未明、再派遣の先遣隊メンバー2名が仙台入り。その後、早朝から、岩手県遠野市へ現地調査に向かいました。

仙台市の状況は、現在、仙台市災害ボランティアセンター、若林区ボランティアセンター、太白区ボランティアセンターの3箇所が立ち上がり、当会は主に、若林区のボランティアセンター支援を進めています。どこのボランティアセンターも概ね同じ状況のようですが、センター運営スタッフ(区の職員等)も相当疲労が蓄積されているようで、そのセンター運営の協力依頼が来ています(ある程度長期の活動支援を期待)。そうしたこともあり(この他、燃料不足、食料不足、宿泊所不足等の要因もあり)、ボランティアセンターでは、今のところ、県外からのボランティア登録を見合わせており、また、登録しているボランティア数に対して、圧倒的に要請そのものが少ない模様です。

在住の中国系の方への相談支援は、仙台市内を管轄する仙台災害多言語支援センター(国際交流協会内)を主たる活動場所として行っていますが、宮城県全体をカバーする宮城県国際交流協会(MIA)の方からも同様の支援要請があり、当会の職員は、その双方の相談ニーズ量の想定により、午前中と午後とで両機関を掛け持ちして活動している状況です。 

3月18日(金)午後6時 <第4報>
本日までの主な動きとしては、仙台市内に徐々に立ち上がりつつある区等のボランティアセンター等を回り、引き続き調査を継続しています。現状は、報道等にもあるように、被災地そのものが甚大な被害を受けており、ボランティア希望者は相当数いるようですが、要請数がそれを下回っているという、活動のニーズ調査に追われている模様です。

当会は、既報の通り、仙台市内に拠点を設けて活動を進めており、ボランティアセンター以外の関係機関等からの要請も受けている現状です。その中で、在住の中国の方に対する生活関連の相談窓口対応(語学等の支援)の緊急依頼があり、昨日、関係の当会職員を派遣しました。また、後方支援ベースである山形県の関係OB2名をボランティアセンターに派遣するなどの対応を進めています。その他、仙台市近郊の岩沼市役所からの支援要請(在住のOG経由)もあり、順次、その対応を進めているところです。

岩手県内の当会エリアサポーターとして登録の自治体(遠野市)からボランティア登録の依頼が来ており、近日中に、調査を含む現地入りを予定しています。

このように徐々に具体的対応に進んでいるところですが、これも報道等にあるように、燃料、食料などの物資不足がまだ深刻のようですし、国道等の道路事情も渋滞がひどいようで、その改善も待たれるところです。明日、一旦帰京した先遣隊チームの2名が再度仙台に戻り、現地支援の強化を図っていく予定です。

3月16日(水)午後7時 <第3報>
昨日から活動を開始しました先遣隊は、本日早朝から仙台市内のボランティアセンター等を中心にニーズ調査を展開しました。ボランティアセンターからは、当会が組織だって色々な職種等を組み合わせた支援を申し出ていることにお礼を述べられ、具体的には、避難所等での医療系の支援ニーズやその他も色々と考えられるとの話があった模様です。

しかし、まだ現地そのものは、レスキュー期の最中にあることもあり、ボランティアセンター自身も、被災地におけるニーズ把握は、これからが本格化の時期であるとの話がありました。

市街地は、報道にもあるように、ガソリン等の燃料不足(深刻)、食料も不足しているようで、移動手段の確保も一つの問題です。

一方、当会は、昨日まで後方支援的なベース基地を山形に置いており、本日からは、現地(仙台市内)にも拠点を設置し、活動の本格化に備えています。なお、明日一旦、先遣隊の団長が帰京する予定であり、詳細の報告を受けることとしてします。

3月15日(火)正午 <第2報>
昨日、事務局長を団長とする先遣隊は、山形県に入り、当会の理事と合流し、情報交換を行いました。やはり、ガソリン等の燃料、食料等も不足とのこと。

一方、後発の2名は、本日未明に二本松着、午前中に山形で事務局長等と合流しました。午後には、事務局長他3名の先遣隊は仙台入りし、社協ボランティアセンター、関係機関等を回り、真に必要な支援可能性調査を行います。 

3月14日(月)午後3時 <第1報>
先週の金曜日に発生しました東北関東大震災につきまして、当会も何らかの可能な支援を調査するため、昨日午後に当会事務局長を団長とする先遣隊を派遣し、本日午後、後発の2次隊(2名)を派遣しました。

現在、団長他1名の先発組は、山形県の当会の理事と合流すべく、山形県へ向かっています。また、後発の2次隊は、今夜には二本松へ到着予定で、明日には、先発組と山形県で合流し、本格的な支援可能性調査を開始します。

当会の先遣隊3名も、色々と混乱のある中での初動立ち上げ期も概ね過ぎたことから、その交代要員を既に2名派遣し、これから長期のスパンで活動するボランティアの支援や現地での要請調査等を更に進めて行きます。現地からは、報道等にも見られるように、家屋等の倒壊・損壊状況が厳しいことから立ち入り地域が限られており、行政サイドも、それら倒壊家屋等の危険度判定を急ピッチに進め、新たな支援のニーズを高めていくとの報告を受けています。

岩手県遠野市及びその周辺への支援は、本日、先遣隊として調整員1名を派遣し、明日には現地に入り、周辺地域のOBの方々の協力を得つつ、本格的な調査を開始します。 

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